ブックタイトル実装技術4月号2014年特別編集版

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概要

実装技術4月号2014年特別編集版

16製品製造現場の改善に寄与する技術 1  なぜ部品在庫が増えるのか? 当社はこれまで、実装フロアの改善に貢献する様々なソリューションを提供してきました。今回ご紹介させていただく『Valor Information Highway』及び『ValorWarehouse Management』はともに、PCBの実装工場における部品の在庫管理に適したソリューションです。 今日、多くの工場では、経済的な状況など様々な理由からコストダウンの必要に迫られており、人員の削減や仕組みの見直し・変更といった取り組みが行われています。しかし、そのような取り組みと同じくらい、あるいはそれ以上のコストダウンの効果が期待できるのにも関わらず、これまで誰も手を付けることができず「アンタッチャブル」化してしまっているエリアがあります。それが部品在庫です。 実装工場では購入された部品を使用しますが、その在庫の管理状況については、以前から、サプライチェーンマネジメントの観点からも、改善の余地の存在とその必要性が指摘されていました。 PCBの実装工程は、部品コストが製造コストの半分を占めるといわれています。そのような状況でありながら、部品在庫は、工場によっては何十億円、何百億円という規模で放置されたままになっています。そして、さらに悪いことに、このような在庫は実装エリアの担当者だけではなかなか把握し切れないものになっています。なぜならば、彼ら実装工程における部品在庫を正確に管理し、JIT方式の生産システムの実現に貢献メンター・グラフィックス・ジャパン(株) メンター・グラフィックス・コーポレーションは、Valor (バロール)プリント基板(PCB)製造支援ツール群の新製品として、『Valor Information Highway(バロール インフォメーションハイウェイ)』及び『Valor Warehouse Management(バロール ウエアハウスマネジメント)』を発表した。 この2 製品はともに、部品(部材)を正確に管理するもので、ERP(Enterprise Resource Planning)の有効性向上に貢献するソリューションである。 そこで、メンター・グラフィックス・コーポレーションにおいてValor製品の市場開発担当マネージャーを務めるマイケル・フォード氏、並びに、メンター・グラフィックス・ジャパン(株) PCB事業本部 バロール事業部 事業部長の吉田昌弘氏に、両製品の特徴などについて、お話を伺った。