ブックタイトル実装技術8月号2013年特別編集版
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実装技術8月号2013年特別編集版
58 暑い日が続いています。熱中症対策として心がけたいのは適度な冷房の使用や、こまめな休息、そして水分の摂取はもちろんですが、盲点になりがちのが、発汗によって失われた塩分、ミネラルの補給です。ある工場を訪れた際、社員食堂に塩分不足解消のためにごま塩が置かれていて感心したものでした。様々な工夫をしつつ、この夏を乗り切りたいものです。 (編集部A)1位:特集 環境対応の諸動向(50%) 今回もたくさんのご意見・ご感想を頂戴しました。誠にありがとうございました。 5 月号の本誌でもっとも反響が大きかったのは、『特集 環境対応の諸動向』でした。 この特集の中の、『IPA/アルコールの代替品として理想的な対環境性能、費用対効果を実現するプリント基板フラックス洗浄剤』については、「『自動洗浄用にIPA を使用しているため爆発したリフロー炉』の写真に衝撃を受けた」「実に興味深く読んだ」て興味深い」、などの感想をいただきました。 JEITA の日本実装技術ロードマップ活動は、技術動向を調査し、ものづくり技術とそのインフラ開発のための指針(材料、半導体パッケージ、PWB、実装設備、環境対応技術)を明確にする継続した活動だ。1997年に活動が開始し、2年後の1999年にはQ1. 今月の記事の中で最も良かったものを教えてください。● Sn-3.0Ag-0.5Cu 鉛フリーはんだの代替となるはんだは何か、 もっとも有力な候補は何か●使用済みはんだのリサイクルシステムについて(再生はんだ)●N2パージによるリフローはんだ付けQ2. 8月号の特集『はんだ付け技術』に関して 取り上げて欲しい製品や技術を教えてください。8●編集:一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)Jisso 技術ロードマップ専門委員会実装技術ロードマップ実行委員会●発行:一般社団法人 電子情報技術産業協会●定価:会員20,000 円、 会員外40,000 円● ISBN:なし5月号・読者アンケート結果発表!第1 版が発行され、その後、隔年ごとに発行され、今回で第8 版となる。 現在、企業が全方位のR&Dをできなくなったことで、効率的なR&Dが求められており、また、多様化する機器セットの要求が不明確なことも課題となっており、そのため、研究開発の無駄をなくすために機器セット動向を調査し実装仕様を抽出する(機器セットごとに必要になる実装要求が明確になる、他者技術動向の平均値が分かる〈ベンチマーク〉、用語の定義、スペックの定義が共通認識される)といったことをロードマップ活動として行っている。 ロードマップの作成は、関連企業へのアンケート結果を各ワーキンググループが議論し、内容、数値を精査、修正、解釈を行い、解説文書を作成し、各ワーキンググループ間に関連する内容・課題に関しても擦り合わせ討議を行いながら全体の整合性を確認して行っている。米国、欧州のロードマップとの整合性も検証し、これにより世界のトレンドを指し示して、実務的に現実的な最低限の連続した数値を示している。 第7 版が出版された2011 年は、それまでのダウンサイズと高機能化に加え、インタフェースの向上とネットワーク化の流れが顕著となった頃であり、ネットワーク環境を活かした従来のカテゴリを融合した形態の電子機器が出現した。 第8版が発行された今は、日本が世界を牽引する電子機器製品分野がなく、新たな技術動向を提示できない状況にある。今回の活動結果として今後も注目すべき重要課題は、システム構築での設計思想によってビジネス戦略をたてた上で、必要な技術開発をすすめる統合設計技術。もう一つは先進国の宿命として、新しい技術による新しい市場の創出を図っていくことである。実装技術者だけでなく、電子機器にかかわる人が手に取って現在の日本が抱える課題の解決に向けて参考にしてほしい1 冊である。などの感想を、また『身近に見る環境対応の実態』に対しては、「個々の取り組みについては分かるが、このように体系づけてまとめてあるとそれぞれの関連が見えてき2013年度版日本実装技術ロードマップ