ブックタイトル実装技術8月号2013年特別編集版
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実装技術8月号2013年特別編集版
27海外工場におけるはんだ実装の改善ポイントとその事例はんだ付け技術実装技研4られ、また次工程へ不良品を出さずにすむなど、生産効率も上がることになる。 海外工場のリフロー改善事例 以下に、海外工場におけるリフロー工程の改善事例を示す。ぬれ広がり不十分 ⇒ 改善プロファイル採用後ぬれ広がり不十分 ⇒ 改善プロファイル採用後写真13改善前のフィレット光沢 ⇒ 改善後のフィレット光沢改善前 ⇒ 改善後写真14こて先底面(こて先の変更)でランド部に熱供給し、ホール上がりも改善する(写真提供:トライテックジャパン(株))。写真12 ローカルな現場における、エアリフロー炉の熱風によるフラックスの飛散とはんだボールの発生、及びぬれ広がり不足は、ボイド発生の要因でもあり、また、光沢不良ではぬれ性のみならず、即X線でのボイド観察を要するが、海外工場では通常は評価されていないのが実情となっている。 フィレットの光沢と形状、及び滑らかさはボイドを判定する場合の重要な要素で、最初に外観検査で設計上問題となりそうな個所を設定し、X線観察することで検査工程が効率化することができる。 写真13から写真17に、改善前と改善プロファイルの採用後の比較写真を示す。 ボイドの発生は以下のようなメカニズムが考えられる。 大きな熱が加えられた後の冷却が遅れる ⇒ フィレット写真11 光沢失われる ⇒フラックスの劣化が起こる ⇒ はんだの流