ブックタイトル実装技術7月号2013年特別編集版
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実装技術7月号2013年特別編集版
12有機EL照明パネル販売のための共同事業会社を設立会社分割によりパワー半導体事業を再編津波被災農地におけるマルチモーダルセンサの実証実験を開始佐賀市の清掃工場に二酸化炭素分離回収活用システムの実証試験設備を納入第6世代LTPS液晶ラインの量産を開始中国に排水処理技術の確立を目的とした研究開発拠点を設立 三菱化学(株)とパイオニア(株)は、両社の有機EL照明パネルに関する販売・マーケティング機能を統合することで、有機EL照明パネルの用途開発、及びいっそうの市場開拓を行うMCパイオニアOLEDライティング(株)を設立した。同社では、現在量産化に向けて開発中である発光層塗布型有機EL照明パネルについても、2013年の秋からサンプル供給を開始し、用途開発および市場開拓を実施していく予定だという。 (株)日立製作所は、パワー半導体事業の多様化するニーズへ迅速に対応することを目的に、2013年10月に、会社分割により日立のパワー半導体事業を子会社である日立原町電子工業(株)に移管し、設計、製造から販売までの一貫体制を構築する。日立のパワー半導体事業の設計、製造、品質保証、営業部門などを日立原町電子に承継させるもので、社名も(株)日立パワーデバイス(仮称)に変更する。 (株)村田製作所は、土壌のEC (電気伝導度)、温度及びpH計測が可能なマルチモーダルセンサと無線通信を組み合わせたモニタリングシステムを開発し、津波被災農地における実証実験を開始した。本マルチモーダルセンサでは、土壌塩分や養分濃度などの土壌状態のモニタリングが可能。同実験では土壌塩分の計測のためEC及び温度をモニタリングし、計測データをワイヤレスで蓄積、春の田植え以降、秋の収穫までの半年間の土壌状態観測・分析を実施する。 (株)東芝は、佐賀県の佐賀市が今年度から進める『清掃工場バイオマスエネルギー利活用促進事業』に参画し、同市清掃工場に二酸化炭素分離回収活用システム(Carbon dioxide Capture and Utilization 以下、CCU)の実証試験設備を納入する。同社ではこの実証試験の中で、処理能力が20kg/日規模のCCU実験プラントを設計、設置し、二酸化炭素の試験回収を行う。 (株)ジャパンディスプレイは、千葉県・茂原工場に新設したLTPS液晶ラインによる量産を開始した。同ラインは、第6世代(1,500×1,850mm)のガラス基板を使用する、LTPS(低温ポリシリコン)対応の生産ライン。最新設備を導入することで、ハイエンドのスマートフォンやタブレットに向けた高性能、高品質なディスプレイを生産する。 三菱レイヨン(株)は、中国における産業排水に有効な膜分離活性汚泥法(MBR)を中心とする排水処理技術の確立を目的として、浙江清華長三角研究院との共同研究を行う、『浙江清華長三角研究院?MRC膜分離水処理技術研究センター』をこのたび設立した。同社は、同研究センターにおいて、中国での水環境課題となっている染色、養豚、製薬をはじめ産業排水の処理に関する研究開発を推進する。三菱化学/パイオニア日立製作所村田製作所東芝ジャパンディスプレイ 三菱レイヨン