実装技術5月号2013年特別編集版

実装技術5月号2013年特別編集版 page 22/38

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36 2013 年2月27日(水)?3月1日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて、創エネルギー、蓄エネルギー、スマートグリッドシステム、加工技術の各分野の専門展示会などからなる、スマートエネルギーWeek 2013が開....

36 2013 年2月27日(水)?3月1日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて、創エネルギー、蓄エネルギー、スマートグリッドシステム、加工技術の各分野の専門展示会などからなる、スマートエネルギーWeek 2013が開催された(主催:リード エグジビション ジャパン(株))。 同イベントを構成する専門展示会は、『FC EXPO 2013?第9 回 [ 国際]水素・燃料電池展?』『第1回[国際]風力発電展 ?WIND EXPO 2013?』『第6回 [国際]太陽電池展 ?PV EXPO2013?』『第6回 太陽光発電システム施工展 ?PV システム EXPO 2013?』『第4回[国際]二次電池展 ?バッテリー ジャパン 2013?』『第4回[量産][試作]加工技術展 ?エネテック ジャパン 2013?』『第4回 エコハウス&エコビルディング EXPO』『第3回[ 国際]スマートグリッド EXPO』の8つ。そしてさらに全264講演に及ぶ専門技術セミナーなども行われた。 世界26カ国1,585社がスマートエネルギー分野の最新製品・技術を展示し、3日間の来場者は合わせて76,328名、セミナー受講者は11,024 名に及んだ。 (株)IECでは、ブチルゴムの自動塗布装置を、デモを交えて紹介していた。 本装置は、20L ペールor200Lドラム缶により納入されたブチルゴムを160 ?180 ℃(max200 ℃)まで加熱し、高圧ポンプにて圧送して、その後、塗布部に組み込まれた加熱型のギアポンプによって高精度にガラス面に塗布していく、という装置である(塗布精度±1.0 %)。ブース内でのデモにおけるブチルゴム塗布形状は、幅9.0mm、厚み0.5mmという実演であったが、客先の仕様によって、どのような形状にも対応することができるという。 本装置の最大の特徴は、サーボターンノズル。従来は、塗布ガンの回転によるヒータホースの断線や必要以上なロボット可搬選定などが問題となっていたが、塗布部先端のノズルを単独で回転させることによってそれらの問題を一気に解決している。また、供給ポンプや高精度ギアポンプは米国のグラコ社製品をカスタムしたものであり、世界中のあらゆる地域でサービスが受けられる、という点も魅力の一つとなっている。興味のあるユーザー向けにいつでも実演テストの相談に乗る、という。 デルタ電子( 株)では、新開発のスマートエネルギーWeek 2013ブチルゴム自動塗布装置(上)と、同装置に搭載されているサーボターンノズル(下)