実装技術4月号2013年特別編集版 page 15/50
このページは 実装技術4月号2013年特別編集版 の電子ブックに掲載されている15ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。
概要:
13製品製造現場の改善 エレクトロニクス製品は、常に進化しています。それはユーザーのニーズと、それを先取りしようという作り手側のたゆまぬ努力の結晶であるといえるでしょう。 一般社団法人 電子情報技術産業....
13製品製造現場の改善 エレクトロニクス製品は、常に進化しています。それはユーザーのニーズと、それを先取りしようという作り手側のたゆまぬ努力の結晶であるといえるでしょう。 一般社団法人 電子情報技術産業協会発行の『2011 年度版 日本技術ロードマップ』には、以下のような記述があります(P408)。「昨今の民生用市場の潮流として、先進国では人と違うものを迅速に欲しいという風潮がますます伸びており、他方で新興国を中心に世界全体を見ると、昔は贅沢品と諦めていた電子機器を購入できる人口が増えている。(中略)こうした状況を背景に、セット機器への要求はますます多様に変化しており、高機能・高価格の製品、中機能・普及価格の製品、さらに基本機能のみだが価格重視の製品まで、より幅広い要求が同時に発生している。これ製造現場を効率化させるプログラマブルコントローラ『FP7』パナソニック デバイスSUNX(株)/ 田中 陽一EMSの構築・運用による大幅な廃棄物の削減とその成果(株)山形メイコー / 村形 修宏に対応するためには、生産現場でも多様な製品に広く・迅速に対応できる能力がより重要視され、少ロット・頻繁な切り替えの『変種変量生産』が主力になってきている」。 また一方で、省電力や環境対応といった観点から現場改善を見直す必要もあるでしょう。 それらを踏まえつつ、先進的なエレクトロニクス製品を迅速で柔軟に生産することができる、その体制の確保のためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。また、実際にどのような効果があるのでしょうか。 本特集では、製造現場の効率化に貢献する製品、並びに、環境対応の観点からEMSを再構築し、廃棄物の削減を実現した現場の例をご紹介いたします。