実装技術1月号2013年特別編集版 page 33/62
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31はんだ関連技術 現在のエレクトロニクス産業では、部品が単にはんだで接合されているというだけでなく、その接合がより確実であることが必須条件になっています。電子機器がひとたび不良を起こせば深刻な被害を及....
31はんだ関連技術 現在のエレクトロニクス産業では、部品が単にはんだで接合されているというだけでなく、その接合がより確実であることが必須条件になっています。電子機器がひとたび不良を起こせば深刻な被害を及ぼしますが、こうした電子機器の故障の多くは電子回路接合部のはんだ付け不良に因るものであり、これははんだ付けによる接合の良否は電子機器そのものの信頼性を左右することを意味しています。より信頼性の高いはんだ付け技術を確立することがエレクトロニクス産業における重要課題といえます。鉛フリーはんだ接合部のクラック評価について②~挿入部品におけるクラックと破断について~(社)実装技術信頼性審査協会、STC ソルダリング テクノロジ センター/佐竹 正宏大型パッドに発生するボイドに関する実験と考察(株)坪田測器/ 坪田 浩明 実装技術において、はんだの材質や性能、装置の精度が良品のはんだ付けのための重要な要素であるのはもちろん、実装工程における実装基板や装置のクリーニング、材料管理などの品質管理も良品生産をするために重要なものです。 本特集では、インターネプコン・ジャパンの開催に合わせ、はんだ関連技術に焦点を当てた各論文をご紹介します。