実装技術1月号2013年特別編集版 page 30/62
このページは 実装技術1月号2013年特別編集版 の電子ブックに掲載されている30ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。
概要:
28真空N2ボイドレスリフロー装置エイテックテクトロン(株)PR■真空N2ボイドレスリフロー装置 『RNVシリーズ』 パワーデバイスをはじめ、高い信頼性が要求される製品に最適な真空N2ボイドレスリフロー装置。 本....
28真空N2ボイドレスリフロー装置エイテックテクトロン(株)PR■真空N2ボイドレスリフロー装置 『RNVシリーズ』 パワーデバイスをはじめ、高い信頼性が要求される製品に最適な真空N2ボイドレスリフロー装置。 本製品の特徴はまず、N2雰囲気での熱風循環加熱と真空バキュームの組み合わせにより、大きな面積のはんだでもボイドを大幅に削減するという点で、窒素雰囲気のみの場合と比較すると、真空作用による効果は歴然としたものになっている(写真1)。 さらに、量産に最適な連続投入インライン搬送方式(1分タクトが可能)、両面実装対応の熱風循環加熱設計を採用。また、加熱性能として、N2雰囲気での熱風循環加熱と真空バキュームの組み合わせによって、少数のゾーンであっても従来の温度プロファイル条件の概念を超えた高品質なはんだ付けを可能にしている。加えて、低圧効果によるはんだ付け性の向上も図られている。 フラックス回収ユニットは、大容量化によりフラックスの清掃頻度の大幅な低減を実現、稼働率の向上に貢献するものとなっている。また、ラジエータの交換・清掃も簡単に行うことができるのも大きな特徴である。窒素雰囲気のみ多数のボイドが発生(写真1)N2 雰囲気+真空ボイドの発生が大幅に削減 急勾配冷却性能(水冷相当)をもつ他、環境にやさしい超低消費電力で、本体の外板表面を人と空調設備に負担を与えない温度にまで断熱するという作業環境に配慮した断熱設計が施されているなど、随所に環境に配慮した工夫が施されている。 本製品は、真空N2ボイドレスリフローとしての使用の他、N2リフロー、大気リフローとしても使えるなど、ユーザーの用途に応じた3つのモードの使いわけができるようになっている。『RNV12M-512』は、本体サイズは、長さ5,620 × 幅1,310 × 高さ1,500mm。加熱ゾーンは5ゾーンで、真空ゾーンは1ゾーン、冷却ゾーンは2ゾーン設けられている。真空度は1 ~12kpa で、対応する基板は幅100 ~250mm、長さ100 ~ 330mm となっている。 <請求番号 A7018 > RNV12M-512