実装技術11月号2012年特別編集版 page 41/52
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4511.スライドの書式は決まっているか? ●題名の左上に会社名の英語名(14ポイント程度大き さ)を記述する……この程度は学会では許される ●会社のモットーも右下に入れても構わないが、い....
4511.スライドの書式は決まっているか? ●題名の左上に会社名の英語名(14ポイント程度大き さ)を記述する……この程度は学会では許される ●会社のモットーも右下に入れても構わないが、いやみ にならない程度とし、表紙ぐらいにする ● 48ポイント以上にすると大きすぎてかえっておかし くなるので注意が必要である ● A-4の横書きならば最初から一貫して統一しておいた 方が良い。途中で縦書きは挿入しない ●発表の冒頭に何を話すかの要旨を示す ●目次 (Contents, Outline) のようなものを示し、一番 見せたいスライドの内容に触れ、興味を持たせる 目次(一例)には以下のような構成をいれて話す順序を説明する 1. はじめに 2. 実験結果 3. 考察 4. 結論 5. 今後の課題 ●今、発表している状況がどこであるかを示すのも重要 1. はじめにこれを示すと今、最初の項目を話していることが分かる。 1はじめに 2. 実験結果そして、これを示すと、今から実験結果について話す内容となり、話す人の工程が分かり、理解しやすくなる。12.機器を使用する時の注意は?■自分で準備する場合 ●あらかじめ、プロジェクタが動作確認をしておくとと もに万が一の時を想定して予備ランプも準備しておく ●指し棒やレーザポインタも準備の確認をしておこう ●あらかじめ、机の配置を、発表内容によって『教室型』 『コの字型』『島型』のどれを選ぶかを決める ●ワークショップ形式の場合には、『コの字型』や『島型』 を選択して討議しやすい環境にする■準備されている場合 ●スライド・プロジェクタ用トレイにスライドを入れ、あ らかじめ映して、向きが正しいかを確認をしておく(学 会発表などは事前に現場を確認して機器も確認してお く) ●発表会場の事前確認を ●液晶プロジェクタが動作するかをあらかじめ試しておく ●一項目ずつ見せる手法 ●重ね合わせ手法 最初に見せた図表の上にさらに重ねて、より見くする重合せの手法がある。特に色を変えて区別すると効果的である。13.スライドにはこんなものも入れても良い ●発表には応用例の実例写真を紹介すると効果的である ●発表の切れ目には別のスライドを入れて工夫するのも 一案である(例:風景のスライド……国際学会では日本 風のスライドが好まれる) 以前、スイスで開催された実装関係の冬季大会に招聘されて発表した。日本の実装業界の動向を話す内容で、特に日本において『軽薄短小化』機器が進展し、大きな関心が示されていたが、せっかくのスイスでの発表なだからといろいろと工夫をした。 たとえば、章の切れ目に日本を代表する各地の桜を挿入して、最後は弘前城の満開の桜で締めくくることにした。この手法は受けたようで、最後の閉会式の時に突然、座長の指示により、弘前城の満開の桜を写すことになった。それをバックに閉会の大会運営委員長の挨拶となり、遠方の日本からの発表に謝辞も示された、ということがあった。 ●ユーモアのあるスライドも好まれる