実装技術11月号2012年特別編集版 page 16/52
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14台湾に100%出資の新会社を設立バイナリー発電に関する技術開発に着手台湾にモータならびにモータ応用製品の基礎研究を行う先端研究拠点を開設薄半導体ウエハ加工用の高性能材料技術の開発に向けて共同で研究へ北....
14台湾に100%出資の新会社を設立バイナリー発電に関する技術開発に着手台湾にモータならびにモータ応用製品の基礎研究を行う先端研究拠点を開設薄半導体ウエハ加工用の高性能材料技術の開発に向けて共同で研究へ北海道・白糠太陽光発電所向けに多結晶太陽電池モジュール約30MWを供給米・太陽光発電所にCIS薄膜太陽電池80MWpを供給 (株)高岳製作所は、台湾に100%出資の新会社『台湾高岳電気股?有限公司』を設立した。同社はまず、台湾国内で生産している3次元検査装置などを10月から台湾国内半導体メーカー向けに販売する。日本での生産体制は維持し、将来的には派生製品を現地で生産・販売することも視野に入れる。また、その他の製品の品揃えを充実させ、今後のアジア地区進出の拠点として台湾高岳電機を活用し、事業を拡大していく、という。 (株)東芝、(株)神戸製鋼所、慶應義塾大学は、環境省が公募した『平成24年度地球温暖化対策技術開発・実証研究事業(補助事業)』に関し『風車・太陽熱・バイオマスボイラを組み合わせたバイナリー発電に関する技術開発』の補助事業先に採択された。今回開発するシステムでは、風力・太陽熱・バイオマスを熱エネルギー源として組み合わせ、沸点の低い媒体を加熱・蒸発させてその蒸気でタービンを回すバイナリー発電を行うことで、自然条件の変化にかかわらず安定した電力に加え、温水の供給を可能とすることを目指す。 日本電産(株)は、台湾のSTIR(Southern Taiwan Innovation&Research Park, MOEA:経済部南台湾創新園区)内にモータならびにモータ応用製品の基礎研究を行う先端研究拠点『日本電産台湾モーター基礎技術研究所』を開設した。同センターは、川崎市の『中央モーター基礎技術研究所』やシンガポールの『シンガポールモーター基礎技術研究所』と研究テーマを分担し、また台湾の研究機関や大学との産官学共同プログラムなどを通じて、最先端の研究を推進する。 日立化成工業(株)と、シンガポール・A*STAR/Institute of Microelectronics (以下、IME)は、次世代3次元実装における薄半導体ウエハ加工用の高性能材料技術を開発するための共同研究に合意し、契約を締結した。この共同研究を通して、日立化成は、IME の先端実装技術を活用し、今後の需要増が期待される次世代3次元実装パッケージの量産を可能にする、薄半導体ウエハ加工に適した材料技術の高度化をめざす。 京セラ(株)は、北海道・白糠太陽光発電所に向けた、多結晶シリコン型太陽電池モジュール約30MW分(約13万5,000枚)を供給することとなった。同発電所は、再生可能エネルギーによる発電事業を展開するユーラスエナジーグループの(株)ユーラスエナジー白糠を事業者として、本年10月に着工し2014年3月の稼働開始を予定。年間発電電力量は、一般家庭約9,600世帯分に相当し、年間で約11,000tのCO2を削減できる見込みとなっている。 ソーラーフロンティア(株)は、CIS薄膜太陽電池モジュールを使った太陽光発電プロジェクトにおいて、80MWpの同社製CIS薄膜太陽電池モジュールの供給を完了した。今回の供給は、EDFリニューアブル・エナジー社が米・カリフォルニア州で開発・建設・運営する143.2MWpの太陽光発電所の一部。第1段階の約50MWp分の設備は2012年末まで、残りは2013年6月までに稼働を開始する予定。同発電所で生産される電力は約3万5,000世帯分の年間使用量に相当し、毎年およそ7万4,000トンの温室効果ガスの排出が削減される。高岳製作所東芝/ 神戸製鋼所/ 慶応大学日本電産日立化成工業京セラ ソーラーフロンティア