実装技術10月号2012年特別編集版 page 32/48
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38TECHNO-FRONTIER2012 2012 年7 月11日(水)?7 月13日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて、メカトロニクス・エレクトロニクス技術の発展と普及を支援する要素技術専門技術展示会『TECHNOFRONTIER2012』が、....
38TECHNO-FRONTIER2012 2012 年7 月11日(水)?7 月13日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて、メカトロニクス・エレクトロニクス技術の発展と普及を支援する要素技術専門技術展示会『TECHNOFRONTIER2012』が、一般社団法人日本能率協会の主催で開催された。 同展示会は、『第25 回 EMC・ノイズ対策技術展』『第27回 電源システム展』『第30 回モータ技術展』『第6 回 メカトロニクス制御技術展』などの展示会とシンポジウムによる構成で、3日間の来場者は29,245 名に上った。 (株)ノイズ研究所は、空間磁界可視化システム『EPS-02EMF』を紹介していた。 同システムは、カメラの画像から磁界センサの位置検出を行い、そのセンサで測定した信号をリアルタイムで周波数解析すると共に強度レベルを把握し、その強度レベル分布を測定対象物の実画像と重ね合わせてPC のモニタ上にカラー表示できるシステム。 ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)の人体曝露に関するガイドラインで公表されている参考レベルを測定/解析/可視化し、対策にかかる工数の削減に寄与する。 森田テック(株)では、ハイブリッド EV自動車向けの手持ち式空間電磁界可視化システムを紹介していた。 EMCノイズスキャナ『WM9500X』は、ノイズマップを3 次元で表現。手持ち式なので測定空間を直感的に測定できることに加えて、ステレオカメラの利用により、センサ位置の3 次元座標測定が可能。豊富なプローブ、センサ群を利用でき、写真上にノイズマップを重ね合わせることにより、発生源を容易に特定することができる。 長年の実績を有するEMC/製品安全試験所であるテュフズードオータマ(株)では、電磁波測定、製品安全試験、ノイズ対策支援、無線認証試験、電磁環境調査および現地試験に関する展示を行っていた。 同社では4 拠点体制で様々な試験サービスを提供している。EMC、車載EMC、防衛/航空、製品安全、医療機器に対応している他、技適/認証、EMCノイズ対策支援、環境/出張試験、教育/情報発信も行っている。海外の無線の認証サポートも行っており、韓国、中国、台湾のスタッフを多く擁しているのも特徴だという。 NECトーキン(株)では、圧電式振動センサを展示していた。 同製品は、機器などの広帯域な微小振動を計測し、機器の内部状態を監視/計測するセンサで、従来比20倍の高感度、広帯域(10Hz?15kHz)を実現しつつ、低価格を実現。セラミックス材料の組成の最適化、独自の振動拡大機構で振動を効率よく電気信号に変換する。大量の振動情報をリアルタイムに収集して振動波形解析技術できめ細やかに意味抽出を行うので、振動センサを多数点に配置することで、劣化予兆として現れる微小な情報を収集でき空間磁界可視化システムに関する展示る。ブースでは鉄道模型の走るジオラ森田テックのブーステュフズードオータマのブース