実装技術9月号2012年特別編集版 page 35/44
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37と沿岸部のボーダー上を展示会を中心とした単独でのアプローチを行う予定である。 本稿では、ずでに終えている上海と大連での展示会報告と、華南を含めた企業訪問や取引企業との実際行った実績などから感じた、中....
37と沿岸部のボーダー上を展示会を中心とした単独でのアプローチを行う予定である。 本稿では、ずでに終えている上海と大連での展示会報告と、華南を含めた企業訪問や取引企業との実際行った実績などから感じた、中小企業や経営者が抱くべきものの視点についてご紹介したいと考えている。2.Productronica CHINAとNepcon CHINA さる3 月20 日から22 日の3 日間に、『Shanghai NewInternational Expo Center』にて『Productrinica CHINA2012』が行われた(写真1)。今年は当社では出展をせず、同展示会の出展企業の調査や市場の変化がないかの確認のために訪問させていただいた。同展示会は毎年規模が大きくなってきており、活気のある産業展示会である。当社でも次回2013 年には単独での出展を検討している。 同展示会の特徴として日系企業の出展が意外と少ないことに驚かされるが、名のある企業はスペースを大きく確保して事業訴求を行っている。また新規事業を立ち上げたばかりの中国ローカル企業が数多く出展する傾向があり、中国側のパートナーを探されている方で来場されたことがないという場合におすすめできる産業展示会である。生命力のあるローカル企業が多数出展しているのが特徴となっている。毎年春先に行われ、上海地区の産業展示会の皮切りを担っている大規模な展示会である。 当社では、昨年から実際の形として生まれつつあった手はんだ付け作業の自動化に着目してきた。やはり需要が高まってきているということなのか、手はんだ付け作業に対する自動設備を謳い文句として出展されている中国ローカル企業の数が昨年よりも確実に増えてきている。アプローチ方法や技術力が非常に多様化しているため、利用される企業側の目的も明確でなければ迷わされる場面もあるだろう、と感じたが、いくつかあるローカル企業の新規手はんだ付け自動機メーカーの中で、数年後には事業の軸にしている企業は生まれるものと思っている。当社でも、特に将来性を感じた数社にアポイントを取り、その後のお付き合いをはじめているところである。まだまだ対外国企業との取り引きに慣れていない面もあり、実際の取り引きまでには時間がかかるが、技術面でのアドバイスなども行いながら1 歩ずつ距離を縮めている。 当社では同展示会の日本側窓口とのお付き合いも長くあるので、ご興味ある中小企業があればご紹介させていただきたいと思う。この主催は世界的に有名なドイツの産業展示会が母体になっているので、中小企業がいくつか集まって日本パビリオンとして出展する計画なども提案させていただいているところである。中小企業はなかなか単独では展示会場のメインスペースには出展できないが、団体としてまとまれば会場の一等地で訴求できることは間違いないので、当社としてもその同志を募っているところである。 次に、この時期として日系企業が多く出展されている展示会が4 月25 日から27 日までの3 日間に行われた、『第22 回 中国国際電子生産設備兼電子工業展覧会(NEPCONCHINA2012)』(写真2)となる。当社でも数年継続してお世話になっている展示会で、今年も単独出展させていただ写真1 ProductronicaCHINA2012 写真2 NepconChina2012の会場内