実装技術4月号2012年特別編集版 page 18/34
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16SMT実装工程の良品生産システムの提案製品製造を効率化する現場の取り組みパナソニック ファクトリーソリューションズ(株)良発生要因が設備、材料(基板)、貼り付け方法と切り分けできる。 次にマウンタで部品....
16SMT実装工程の良品生産システムの提案製品製造を効率化する現場の取り組みパナソニック ファクトリーソリューションズ(株)良発生要因が設備、材料(基板)、貼り付け方法と切り分けできる。 次にマウンタで部品を吸着する工程での不良発生要因としては、図8 に示すように設備、部品、作業に大別され、特に設備ではヘッド、ノズル、フィーダに分けられる。 マウンタは部品認識時に吸着状態も検査を行い、異常な吸着状態だと吸着ミスとしてカウントされる。吸着ミスはノズルごと、フィーダごとに集計されるが、ミスが発生してからでは手遅れである。そこで、ミスが発生する前に吸着品質状態を常に管理して、ミスが発生する前に対応しなければならない。 たとえば、図9 に示すように部品中心とノズル中心のずれ量を散布図で表し、部品吸着位置でのノズル位置の変動を管理する。図で表している例は時系列に散布図を比較して変動を管理してるが、これ以外でもノズル位置の工程能力指数を算出する機能もあり、それによって変動を管理できる。このツールによって、ノズル交換やノズルやホルダのメンテナンスを的確に行い、吸着ミスを事前に予防できる。 マウンタの吸着品質を左右する重要な要素としてフィーダがある。部品供給位置精度に直接影響するからだ。特に部品サイズが小さくなればなるほど、部品吸着位置精度が要求される。 図10 にフィーダの部品吸着状態を工程能力指数の算出機能と管理図と散布図で管理する場合を示す。たとえば、この分析ツールによって、フィーダの劣化が管理でき、部品サイズに応じたフィーダの選別ができるようになる。 次に部品装着工程の管理については、当社商品で図9 部品吸着状態管理 ノズルの場合図8 部品吸着工程分析例