実装技術1月号2012年試読

実装技術1月号2012年試読 page 16/24

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概要:
42車載用電子部品における、はんだ付け実装工程での品質管理手法の適用例と信頼性試験の一例についてはんだ関連技術ミネベア(株)図6 特性要因図の適用例 荷重測定器『LTS-50N/200N/LTS-500N』の特徴は、以下の通....

42車載用電子部品における、はんだ付け実装工程での品質管理手法の適用例と信頼性試験の一例についてはんだ関連技術ミネベア(株)図6 特性要因図の適用例 荷重測定器『LTS-50N/200N/LTS-500N』の特徴は、以下の通りである。①簡単な操作で各種強度試験が可能②操作性を追求した画期的なデザイン 見やすいデジタル表示、使いやすいキー配置、ワー クや治具を置くスペースを確保③引張/ 圧縮/ 曲げ試験が可能④変位測定にエンコーダを採用し、0.01mm の分解 能で変位を測定。正確な荷重、変位データを取得。⑤便利な機能や安全装置が充実 自動反転機能(試験力、または変位設定)、ピークホールド機能、試験力表示レンジ切り換え(1 倍/10倍)、試験力オートゼロ機能、ロードセル登録、試料破断検出機能、通信機能(USB2.0/1.1 準拠)、オーバーロード防止機能、測定器/ ロードセル/ データ収集ソフトウェア/ 通信ケーブルを標準付属3. 特性要因図とマトリックス図の適用例 今回は、はんだ接合部の品質向上に用いた特性要因図とマトリックス図の一例を紹介する。 これらは、実装工程におけるはんだ付けの品質不良について、その原因を追究するための手法として用いている。図6、表3 に、特性要因図とマトリックス図の適用例を以下に示す。4. 工程パフォーマンス指数の適用例 次に、製造工程における工程パフォーマンス指数(Cpk)を算出した例を示す。 工程能力は、標準偏差と設計規格値から、工程の状態を定量的に表し、評価することができる。 上限規格値(USL)及び下限規格値(LSL)との差を工程能力で割った値を工程能力指数(Cp)と呼ぶ。 Cp は、Process Capability の頭文字を組み合わせたものである(両側に規格SUとSLがある場合)