実装技術1月号2012年試読 page 15/24
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概要:
41車載用電子部品における、はんだ付け実装工程での品質管理手法の適用例と信頼性試験の一例についてはんだ関連技術ミネベア(株) はんだ接合部の強度確認は、プリント基板と電子部品のダイせん断強度試験が有効に....
41車載用電子部品における、はんだ付け実装工程での品質管理手法の適用例と信頼性試験の一例についてはんだ関連技術ミネベア(株) はんだ接合部の強度確認は、プリント基板と電子部品のダイせん断強度試験が有効になる。ただし、この試験のデータの正確性を高めるのには、引張試験機を使用する必要性がある(手動による測定では、一定の力と速度で電子部品を押すことが難しくなる)。図4 に、実際のダイせん断強度試験結果と使用した引張試験機を示す。 この時に使用した当社のLTS型試験機(写真4)は、ボールねじを採用することにより、正確な測定を実現させ、JIS 規格に準拠した電装部品やプリント基板などの小物部品の評価試験に活用できる。 また、試験データの保管、活用のためにデータ収集ソフトウエアは標準で付属しており、さらに収集したデータの解析を行うためのデータ処理ソフトウエアも各種用意している。なお、各ソフトウエアではX 軸に被試験体の変位量、Y 軸に発生している試験力を示したグラフ描画が可能である(図5)。図4 リードのぬれ不良写真4 当社製 引張圧縮試験機図5X軸に被試験体の変位量、Y軸に発生している試験力を示したグラフ表2 断面カット評価結果図3 チップ抵抗器のはんだ接合の断面チップ抵抗のはんだ接合部のクラック率(%)= C1 + C2 …+ H1 + H2 …× 100 CR1 + CR2 + CR3